車椅子の選び方

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身体に合う最適な車椅子の選び方

車椅子は、利用者の生活において非常に重要な役割があります。しかし多くの種類があり、どの車椅子を選べば良いのか迷ってしまうことも。よくご質問を頂きますので身体に合う最適な車椅子の選び方をご紹介します。

身体のサイズに合わせた車椅子選び

車椅子を選ぶ際に最も重要なのは、利用者の身体のサイズに合わせることです。身体に合わない車椅子を使用すると、快適さが損なわれるだけでなく、身体への負担が増え、事故につながるリスクも高まります。

座面幅の選び方

座面幅は、おしりの幅を基準に選びます。おしりの幅に3~5cmを足した寸法が座面幅の目安となります。これにより、車椅子に座った時に圧迫感がなく、かつ安定した座位を保つことができます。

前座高の選び方

前座高は、膝下からかかとまでの長さを測り、その寸法に5~8cmを足した長さが目安です。適切な前座高により、足が床にしっかりと接地し、車椅子からの立ち上がりや移乗が容易になります。

耐荷重の確認

車椅子の耐荷重は、利用者の体重に合わせて選ぶ必要があります。一般的な車椅子の耐荷重は100kg程度ですが、製品によって異なるため、購入前には必ず確認しましょう。

車椅子の種類と特徴

車椅子には様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。利用者のニーズに合わせて選ぶことが大切です。

自走用車椅子

自走用車椅子は、利用者が自分で手動でこぐことができるタイプです。活動的な利用者や、自立した移動を望む方に適しています。

介助用車椅子

介助用車椅子は、介護者が後ろから押して操作するタイプです。主に介助が必要な利用者や、自走が困難な方に適しています。

機能付き・モジュールタイプ

機能付き・モジュールタイプの車椅子は、利用者の身体に合わせて細かい調節が可能です。成長や状態の変化に合わせて長期間使用することができます。

ティルト・リクライニングタイプ

ティルト・リクライニングタイプの車椅子は、座位を保持するために多くの部分が調節可能です。長時間の使用や、安定した座位が必要な方に適しています。

電動車椅子

電動車椅子は、モーターで動き、手元のコントローラーで操作します。力が弱い方や、長距離の移動をする方に適しています。

使用環境と介助者の状況を考慮する

車椅子を選ぶ際には、利用者の使用環境や介助者の状況も考慮する必要があります。家の中での使用が主なのか、外出時にも使用するのか、どの程度の介助が必要かなど、状況に合わせた車椅子を選びましょう。

まとめ

車椅子を選ぶ際には、利用者の身体のサイズに合ったものを選ぶことが最も重要です。また、車椅子の種類、使用環境、介助者の状況を考慮して、最適な車椅子を選びましょう。適切な車椅子を選ぶことで、利用者の快適さと安全性が向上し、より充実した日常生活を送ることができます。


この記事が車椅子選びの参考になれば幸いです。もし他にご質問があれば、お気軽にお尋ねください。

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